Jäniskoski
今日は晴れ。気温は低いが、気持ちのいい天気だ。昨夜途中まで歩いたJuutua川(Juutuanjoki/Juvduujuuhâ)の周辺をめぐるハイキングルートをさらに進んで、Jäniskoski/Njuámmilcooskâsと名付けられた急流へ。今年は一気に雪解けが進んだそうで、川の水量が凄まじい。急流の上に架けられた橋を渡るのも怖気付くほどの流れの激しさだ。
フィンランドの作曲家ヘイノ・カスキ(Heino Kaski: 1885 - 1957)の作品の中に、館野泉氏によって『激流』と訳されたピアノ曲がある。原題は『Pankakoski』で、彼の出身地であるカレリア地方リエクサ(Lieksa)にある急流を描いた楽曲だと思われるが、Jäniskoskiを眺めているうちに、10代の頃繰り返し演奏したこの楽曲が頭の中で流れ始めた。