Ivaloにて
ウツヨキからバスに揺られて3時間弱ほど(途中イナリで予約なしに乗車する人たちがいて予定より停車時間が長引いた)で、イヴァロの町に到着した。夏至(休日)の翌日とあって、週末を北で過ごした人たちが街へ戻っていくのか、バスには思いのほか多くの乗客がいた。中にはウツヨキでキャンプをしていたというカップルもいた。
イヴァロは人口約3,000人ほどの小さな町ではあるが、大きなスーパーマーケットが2軒あり、医療センターもあるそうで、暮らしやすそうなところだと思った。もちろん、町のなかを歩いているトナカイも見かけたし、サーミランドの日常ともいえるトナカイによる交通渋滞も起きていた。
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この一週間でいったい何km歩いたのだろう。ほぼ毎日どこかの山を歩いていた。日によっては複数の山を登りもした。さすがに肉体疲労を感じていて、足には靴擦れと痣ができている。しかし、日が沈まないので夜も昼間のように明るいここでは時間の感覚が狂いがちで、ついつい夜遅くまでで歩いてしまい、睡眠不足に陥ってしまう。