昨日の日没直後、足場に囲まれたままの向かいの建物の屋根の下に、一羽のヨーロッパアマツバメが戻っていくのを目撃した。どうやらまだ同じ巣に留まっているようで安心した。市役所の担当者にもすぐにこのことを報告した。彼らはこの件に関してかなり熱心に働いてくれているようで、丁寧な説明とやり取りが続いている。
この建物は、壁の一部(巣がある箇所の反対側)が剥がれていて危険なため、早急な修繕が必要らしい。市の職員だけでなく、南ボヘミア州庁舎の自然環境・野生生物保護を担当する部署の鳥類学者も、この件に携わってくれるそうだ。
市の職員からは、この建物にもアマツバメの巣があることを知らせたことに対して感謝された。というのも、彼らはちょうど、この市と周辺地域にあるアマツバメの巣の再調査を行っている最中だったらしい。自然環境と野生生物保護に関する彼らの真摯な取り組みを知ることができて、わたしたちも嬉しい。
今年もアフリカ大陸からはるばる戻ってきて既に営巣しているアマツバメたちが、無事に繁殖できることを祈るばかりだ。