至福の道
Joseph Campbellは「Follow your bliss」と言った。至福に従えば、かつて壁しかなかったところに、あなただけのための扉が開き、ずっとそこにあった本来生きるべき人生に自分を乗せることになる、と。 彼が言う至福とは、単なる快楽のことではない。それはむしろ恐怖と試練、そして古い自己の死を伴うものだ。至福に従い、本当に望む生を生きる者は、孤独になる。なぜならその人は、独自の道をあゆみ始めるからだ。 絵を描くことは楽しいだけではないし、楽しいから描いているわけでもない。むしろ苦痛を覚えることの方が多いかもしれない。 描くたびに己の未熟さと不足を直視させられ、不満が生じ、自己は脅かされ、破壊と再生を要求される。しかし、だからこそ描き続けるしかない。そうして終わりのない道に踏み入れたことを実感する。 描いているうちは生きられるし、生きていくために描いている。…