今回ストックホルムを訪れたもう一つの大きな目的。それは、ティールスカ・ギャレリエ(Thielska Galleriet)を訪れることだった。
裕福な銀行家であり熱心な美術コレクター/芸術支援者でもあったエルネスト・ティール氏(Ernest Thiel, 1859-1947)の元邸宅。ここは、19世紀後半~20世紀初頭の北欧美術の宝庫で、例えばあのエドヴァルド・ムンクの作品に関しても、彼の母国ノルウェー以外では世界最大のコレクションを所蔵している。

ユールゴーデン島(Djurgården)の東の尖端にひっそりと佇むこの美術館は、私の大好きな画家たちの作品に溢れた、まるで夢のように美しい場所だった。窓から差し込む優しい光と、壁一面に飾られた数々の名画たち。瀟洒な建物と、緑豊かな庭に満ちる心地よい静寂。窓の向こうには、広い空と海に浮かぶ島々が広がっている。そんな素晴らしい環境の中で、静かに作品と向き合い、言葉では表しきれないほどの至福を味わった。


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ここも間違いなく「必ず何度も戻ってくる場所」となった。