水晶を見つめる間に起きていること

松村潔氏は『水晶透視ができる本』の中で「水晶で『第二の体』を図太くすることができます。図太くなった人はたいてい健康になり、また気が強くなります。」 と書いている。また「朝倉三心の師匠である女性は水晶透視を始めてからより健康になった」というエピソードもどこかの章で目にした。 「水晶透視をすると第二の体(エーテル体)だけでなく、肉体的も健康になり、タフになる」という話は、他でも目にしたことがある。そして、わたし自身もそれを実感している。スクライイングをはじめるたびに、過去に瞑想の中で体感したクンダリーニ上昇と同じ感覚を味わい、スクライングを終えた後には肉体的にも精神的にもエネルギーがチャージされたように感じる。 実際に、水晶でスクライングをしている間に何が起きているかといえば、わたし自身は深い瞑想状態にあるように感じている。それは、日常の中で半ば自動的に稼働し続ける感覚と機械的な反応を停止させ、かといって眠りに落ちて意識を喪失するわけでもなく、その間にある半覚醒状態になるべく長く滞在するための訓練でもある。そうして、見えるものだけでなく、聞こえるもの、匂ってくるもの、感じられるもの、あ…

ジョニー・デップと長距離移動をした後、煙草を吸い、地中深くへと潜っていく彼らを見送る夢

今朝の夢。 ジョニー・デップが運転する車に乗って長い距離を移動していた。目的地に近づいてきたので「運転、疲れたでしょう」と話しかけたところ、彼は確かに少し疲れた様子でこちらを見て「草を吸おう」とハンドルを切った。次の瞬間にはわたしたちは林の奥にある小さな湖の畔にたどり着き、車を停めた。 わたしたちが乗った車のすぐ横を走っていた車の中に知り合い(実際にはまるで知らない人)がいて、彼が「草吸うんだ!」と驚いている様子が見えていた。その後、がらんとした大きな食堂のような古い木造の建物の一角に広々とした喫煙所のような空間があり、そこで彼らは煙草か何かを吸っていた。 周囲には他にも知らない人たちがたくさんいた。長い年月を経て深みを増した木材の色合いや、薄暗いけれど温かい雰囲気、どことなく土っぽくて乾いた空気などが印象に残っている。わたしも彼らとともに煙草を吸いながら「懐かしい、昔はよくここへ来た」というようなことを話していた。 その後、場面は切り替わり、ジョニー・デップ(その時点で彼は別の姿になりつつあった)と知人が、探索か発掘か何かしらの目的のために地中深くへと繋がるルートを潜っていく…

Mitri, the Egyptian Scribe

今日のスクライイングでもまた、じっとこちらを見つめる「目」をいくつも見た。鮮やかなブルーの大きな目。ネコ科の動物あるいは爬虫類のような目。そして、またもや肌の色の濃い若い男性の顔が見えた。その大きな目もやはり鮮やかな青色をしていた。おそらく、同じ水晶玉で初めてスクライイングをした時にも現れた人物のようだ。 今日は、懐かしい場所で懐かしい人々とともにいた感触を抱きながら目覚めた瞬間から、”ルクソール”という地名が繰り返し頭の中で響き、身体の左側、頭の左上あたりに群青色の”何か”の存在を感じていた。それがどうにも気になってインターネットで検索しているうちに、突然ある像の写真に行き当たった。初めて目にするその像は、スクライイングで見た顔にあまりによく似ていて驚いた。「Mitri」という名を持つ、エジプト第5王朝時代の書記官の像らしい。 「Mitri as a scribe」 [https://www.nilemagazine.com.au/2015-july-1/2015/7/2/meet-mitri]の写真 [https://commons.wikimedia.org/wiki/Fil…

Seraph

水晶の中に見えたものを形にしてみようと、スクライイング中に近い意識状態に入って描いてみたら、自分では描かないだろうと思っていた感じの絵ができあがった。 水晶の中にはっきりと見えたこれは、実は真ん中にも顔があり、目が二つあった。口は笑っているようにすら見えた。後から「熾天使(Seraph)」と浮かんだのでSeraphと名付けた。顔が描けなくて3枚没にし、結局この形になった。今後また別の形に描いてみるつもりだ。というか、描くたびに違う形になるんじゃないかな。…

新しい水晶玉の中に見えたのは

先日届いた新しい水晶玉でスクライイングをしてみたところ、思っていた以上にすんなりとビジョンを見ることができた。 最初にはっきり見えたのは目だった。こちらをじっと見つめる大きな左目。目の周囲をぐるりと取り囲むように施されたアイラインは、目尻の延長線上まで細く長く描かれていた。 次に見えたのは、濃い色の肌をした短髪の若い男性あるいは少年の顔だった。右目だけでじっとこちらを見つめていた彼は、もしかしたらこの水晶の採掘や研磨に関わった人物だろうか。なぜか彼の左目は見えなかった。彼のことはぜひ絵に描いてみたい。 その次に見えたのは、真正面から見た大きな黒豹の顔だった。両目がぎらぎらと光っていたのが印象的だ。やがてその顔は、スターウォーズに登場するヨーダに似た何者かの顔へと変化した。 そして、顔から直接羽根が生えた熾天使あるいは智天使のようなものも見えた。あれも絵に描きたい。顔の真横から左右に広がる羽根には大きな目がついていた。 スクライイングをした後は、まるで頭が大きくなったかのように感じられる。そして、額のすぐ前にスクリーンがあるような感覚はしばらく続く。訓練を続けるうちに、この…