赤いザリガニのような虫のような生物が右人差し指に噛みつく夢

結局、昨夜起きている間 [https://www.hvezda369.cz/2022-02-09/] には、何も現れなかった。つまり、何も見ることはできなかった。しかし、その後、夢の中で奇妙なものに遭遇した。 夢の中で、エビのようであり虫のようでもある見たこともない赤い生物が、わたしの身体の上を歩き回っていた。その横には、伸び縮みする椎茸のような形をしたカブトガニに似た生物もいた。わたしは、太ももの裏側をうろうろして隙あらば皮膚を食い破ろうとする赤いエビ虫を必死に追い払った。しかし、エビ虫は反撃に出て、わたしの右人差し指に嚙みついた。 痛みはなかったが、真っ赤なエビ虫の姿が大写しになったことと、噛みつかれたショックとで目が覚めた。エビ虫は、実際にはエビよりも身が細く、長い触覚と複数の足が左右に飛び出していて、ザリガニのようでもあり、それでいて虫のようでもあった。絵に描こうとしても描けないほど奇妙な形をした生き物だった。 目覚めてすぐ、タロット18月のカードに描かれたザリガニが思い浮かんだ。18月はネツァクとマルクトのパスであり、対応する恒星はシリウスaだ。夢の中の身体は死体(マル…

何が怖いのか、怖いとはどういうことか

昨夜、Vもさくらも眠った後、照明を落とした部屋で黒曜石の鏡の中に現れる煙や渦や幾何学模様を眺めていた。その後、ドロレス・キャノンの書籍を探しながら(自分が彼女の著書を読みたくなるとは思いもいなかった)、彼女のインタビュー動画を観ていた。そうするうちに、右斜め後あたり、しんとしたほの暗い部屋の窓際に何かがいるような気がして、途端に怖くなった。 そこでふと、何が怖いのかを考えた。何かが現れたら怖いというのは、現れる「何か」が怖いというよりも、予想できないもの・見たことのないものに遭遇すると自分の中にある既存の価値観や思いこみが壊れるかもしれないから怖いのだ。現在ある状態を守ろうとすればするほど、それを壊すような何かに対して恐怖を感じる。 しかし、わたしが取り組んでいるのは、肉の目すなわち日常生活で使っている視覚では見えないものを見るための訓練なのだから、見たことのないものに遭遇するのを怖がっていてどうするんだ、と笑ってしまった。 20191018 ゴーグルが使える久しぶりにMindSpaを使ってみました。 去年くらいまで、時々これをカフェで原稿書くときに使っていた。 で、もともと…

本を読む

先月半ばに突然の胃腸の不具合と発熱で寝込み、その後はただただ無を見つめる日々を過ごして以降、現在も気分的には塞いでいるけれど、仕事は無理なくできているし、潔癖症なりの必要最小の家事もできている。胃腸の具合はすっかりよくなり、体調はいい。そして、かなり久しぶりに本を読むことができている。 長らくどんな分野の本も5ページ以上続けて読むことができずにいたが、昨夜はベッドの中で松村潔氏の『精神宇宙探索記』を最後まで一気に読み終えた。この調子なら、過去に何度か途中で挫折したグルジェフの本も今なら読める気がして、早速発注した。『ナグ・ハマディ文書抄』と、まだ読んだことのないダスカロスの著書も同時に購入した。 今年のソーラーリターン図に現れている流れが既に始まっている実感がある。…

香りは形のない記号

先日初めてチェコのメーカーが販売する精油を購入してみたが、いずれも思っていた以上に香りの質が高くて驚いている。オークモス、オリスルート、ラブダナム、トンカビーンズ、フランキンセンスなど、特に好きな香りの瓶をいくつかデスクの上に置いておき、時々蓋を開けてはその芳香を嗅いでいる。 ここ数日はぼんやりと香りのレシピを頭の中で組み立てていた。まずはVのオフィス用の香り。シダーウッドアトラスとサイプレスに、パチュリ、ラベンダー、ベルガモット、マンダリンをあわせてみるつもりだ。鎮静と高揚、リラックスと集中のバランス。森の中のような静けさと、甘さと苦さを併せ持つ柑橘類の軽やかな動き。 また、久しぶりに半覚醒状態で見たビジョンを香りにしてみようと思っている。異界へと続く深い森と、その奥からかすかに射しこむ淡い光。青みがかった深緑に包まれた黒い土の上を、灰みを帯びた紫色の空気が漂い、柔らかな乳白色の光がすべての色を溶かしていく。 アトランティスの香りも描いてみようと思う。そして、アンドロメダとミラクの香りも。アトランティスの香りにはレモンが必要な気がしている。青を感じるほど鮮やかなレモンイエローが…