何かに対する感情=反応の基は自分の中にある

他者の言動に強い怒りや嫌悪を感じる場合、その”他者”はあくまでもきっかけ(自分の影を具現化する存、鏡)にすぎず、そうした感情的反応を生じさせる源は、その人自身の中にある無自覚な抑圧や思考の偏りだ。 何かに対して生じる感情=反応は、わたしたちの内側にある無自覚な思いこみや都合を浮かび上がらせる。 というようなことをパートナーと話していた。 対話のきっかけは大坂なおみさんの話題だった。 「彼女は彼女自身が必要とすることに専念して、ただ自分を生きている。それを見たり聞いたりしたわたしたちの反応はそれぞれ違えど、やるべきことは、自分の反応をきちんと受け止めて、自分に取り組み、自分を生きることだけだね。」と話した。…

記憶の中の日本

いつか見たかもしれない入道雲や、あたたかく湿った分厚い空気や、夕立が近づいてくる時の匂いや、夕暮れの微かな風の感触などが不意に蘇って、なんとも懐かしい心地になった。 わたしの中にしまわれている日本の記憶は夏が多いようだ。…

Anger is ...

> anger is a lack of understanding. change makes people uncomfortable. — NaomiOsaka大坂なおみ (@naomiosaka) May 30, 2021 [https://twitter.com/naomiosaka/status/1399087503584411648?ref_src=twsrc%5Etfw] I absolutely agree with her. And at the same time I think anger is also a lack of acceptance. In this case acceptance is…

さくらと一緒に出張先からタクシーで移動する夢

夢の中で出張の旅に出ていた。男性の同僚(知らない人だった)とともに客先かどこかを訪ねた後、わたしは札幌まで戻る必要があった。交通費は会社が負担するのでタクシーを利用してもいいと言われ、わたしはさくらを連れてタクシーの後部座席に乗り込んだ。なぜか3歳ぐらいの女の子も一緒にいた。 タクシーは快適な速度で走行していた。札幌までどれくらい時間がかかるか運転手に尋ねたところ、普段ならある程度予想はできるけれど、今はちょっとわからないと言われた。パッと視界が切り替わり、地図の中で自分が北へ向かっているのが見えた。札幌までは思っていた以上に距離があるようだった。 タクシーに乗り込んだ時に一緒にいた女の子は車の中にはいなかった。タクシーはガソリンスタンドのようなところに入って停まった。どこからか現れた車掌係のような男性が後部座席のドアを開けると、さくらがぴょんと車の外へ飛び降りた。運転手は、さくらのトイレ休憩のために車を停めたと言った。…