覗き魔との遭遇と捕獲、そこから気づいた棲み分け認識と自覚の重要性
一昨日の夕方のこと。自宅の最寄り駅に隣接するショッピングモール内のトイレで覗き魔に遭遇した。個室で用を足している最中、隣の個室の扉が閉まる音を聞いたが、その後が妙に静かだったので、何だか変だと感じてふと見上げたら、知らない男の顔がこちらを覗いていた。男と目があった瞬間、驚愕と恐怖で全身が凍りつきそうになったが、即座に大声を上げて個室から飛び出した。次の瞬間、「絶対に捕まえてやる!」という猛烈な思いが腹から沸き起こり、猛スピードで手洗いスペースを抜けて、外へ出て助けを求めた(「Pomoc!」というチェコ語を初めて実際に口にした)。 犯人が逃走しないようトイレの入口を注視しながら、フードコートにいたパートナーを大声で呼び寄せ、彼を見張りに立たせて、わたしは警備員を探しに走った。警備員はすぐにやってきた。おそらくわたしの声が聞こえていたのだろう。「女子トイレの中に男がいて、個室の中を覗かれた!」と訴えたところ、彼は即座に中へと入り、すぐまた出てきて「目撃した男に何か特徴はなかったか。」とわたしに尋ねた。わたしは「目から上しか見えなかったが、おでこが広く、ちょっと禿げかかっていた。」と答えた…