自我は軽く、地に足を着けず、ひそかに着々と目的を遂行する

「今後も団体とか福祉法人とか絶対に組織しないし、ましてや政界なんか永遠に行かない」「地面作ると霊的に動けない(ので作らない)」「ますます見えない存在になって、より深く目的を遂行する」「広く大きく有名にするんじゃなくて、さらに深く突き刺す」という坂口恭平氏の言葉は、わたしが意図するところと同じだ。 目的を遂行するためにも、自我はとにかく軽くしておく。実存するのかどうかも分からない架空の存在ぐらいに思われている程度でちょうどいい。そして、地面(現実)には足をつけずにずっと浮遊しているか、たまに片足がつくぐらいがいい。足をつけるのはせいぜい水まで。そうすれば、重力(社会)に取り込まれることなく、自由にどこへでも行き来できる。自我をなるべく軽くしておけば、何にでもなれるし、失敗も出来の善し悪しもなく、ひたすら作り続けられる。そうしてひそかに着々と自らの目的を遂行していくのだ。 > 自分でプラットホームつくるのも少しだけ考えたけど、やっぱり地面作ると霊的に動けないので、Twitterに永遠に寄生します^_^ ま、他のおもろい世界ができたらそっちに移行するかもだけど。どんな世界に偏在したとして…

Vzpomínka na Atlantidu

今日見た夢の中で自動書記のように描いていた絵の中の景色も、以前に地下鉄の中で見た強い体感を伴う白昼夢の中の風景も、海の向こうにモン・サン=ミシェルに似た建物が小さなシルエットになって浮かんでいた。その眺めはまるで天空の城ラピュタのようでもあり、地上にはない場所のようにも感じられる。 そして、あの白昼夢を思い出すたびに、アトランティスの名が頭に浮かぶ。今日見た夢もきっと同じ何かに繋がっているのだろう。 そんなことを思っていて気づいたが、わたしはピンホールカメラでも似たような眺めを撮り続けている。それは、静かに広がる水面の向こうに浮かぶ城のような建物のシルエット。 わたしのWebサイトのタイトルは「Cesta ke hvězdám」というもので、これには「星々への道」つまり精神的故郷へ繋がる道と、やがて旅立つ先の星への道を、自ら発掘し、作り出して、準備をするという意味がこめられている。 そして、年齢的に木星期を迎え、さらに木星回帰(木星は明日魚座へ移動する)を迎えようとするこの時期にわたしの元へやってきたテーマは「Vzpomínka na Atlantidu」というものだ。アトラン…

海の絵を描く夢

夢の中で絵を描いていた。以前オーラソーマを教わった女性の元に、幼友達を含む女性二人が集まって何かをしていた。わたしはVとさくらとともにその場所を訪ね、そこで絵を描くことになった。 「さて、何を描こう」と思いながら紙を前にしたら、手が勝手に海の絵を描き始めた。青系の色のみで描いていた気がする。すーっと水平線を描き、さっさっと手を横に動かして漣を描写していた。水平線の向こうにはモン・サン=ミシェルに似た建物のシルエットが小さく描かれた。自分ではないものによって手を動かされているかのようで、わたしは絵が出来上がっていくのをまるで傍観者のように眺めていた。…

2022年のソーラーリターン図

2022年のソーラーリターン図がなかなかすごい。2・3ハウスに天体が集中している上に、コンジャンクションが複数ある。天王星のみが5ハウスにあり、3ハウスの太陽とぴったりセクスタイル。おもしろそうでワクワクする配置だ。 ASCは射手座13度「明るみに出る未亡人の過去」。松村潔氏によると、潜在意識、アカシックレコードと呼ばれる領域の記憶を読み取る度数だ。「歴史の教科書に書かれているような内容をひっくり返すことを、何らかの手段で発見するでしょう。失われた古代文明の知恵を発見するかもしれません。」 また、「13度はしばしば天才的な能力やカリスマ性を発揮するが、その引き換えに適応能力を奪われる。周囲に合わせず、徹底して自分の力を発揮すると良い。」「書物に書かれておらず教えられもしないことを自らの能力で発掘する。」とある。 木星期に入り、木星にパランするデネボラ、ファクト、アキュメン、アキュレウスが実際にも現れてきたと感じる中、ジュピターリターンでもあるタイミングに「周囲に合わせず徹底して自分を発揮」「知られていないことを自ら発掘する」「新しい見方で未解決の素材に真剣に取り組む」のはまさに相…

意図 イト 糸

一昨日はシャワー中に、昨日はトイレの中で、やっぱり「意図」という言葉がぱっと大写しになったように頭の中に浮かんであるいは大きく響いて、ふと、坂口恭平さんの新作小説のタイトルでもあるイマジナリーフレンドの名は「イト」だと思い出したのだった。イトは意図でもあり糸でもある。 何を成したかはそう大したことではなく、どう意図したかが大事なのだ。成した形はやがて変わるし消えていくけれど、意図はその人が死んだ後も残って生き続ける。…

Tezcatlipoca

先日から読みはじめた本の序盤にジョン・ディーとエドワード・ケリーの話題が出てくる。久しぶりにその名を目にして、彼らがこの南ボヘミア(しかもVの故郷であるTřeboň)で暮らしていたことがあるのを思い出した。 本を読み進めるうちに黒曜石が欲しくなった。早速検索してみたところ、メキシコ産の黒曜石で作られたという鏡が売られているのを見つけた。裏にはアステカ暦が彫られている。 少し前にピンホールカメラで撮ったさくらの写真に対し「ナワルだ」というメッセージを受け取って以来、アステカに繋がるものを目や耳にする機会が何かと続いている。アステカ神話の神テスカトリポカはナワトル語で 「Smoking Mirror」を意味するという。メソアメリカ一帯では黒曜石から作られた鏡が儀式に使用されていた。 と、そんなことを思っていたらこんな記事を見つけた。大英博物館に所蔵されているジョン・ディーが使っていたといわれる黒曜石の鏡はやはりアステカの鏡だったらしい。 英エリザベス1世の顧問が使用した「霊視鏡」、アステカ起源と判明 英女王エリザベス1世の顧問、ジョン・ディーが16世紀に使用していた「霊視鏡」はアス…

実践者たち

> イエスのことを調べているが、イエスは宗教者というよりも、なによりも実践者で、何の実践かというと、病気治療で、何の病気治療かというと、おそらくその当時無茶苦茶増えていた精神病患者、依存症患者の治療だったのではないか、しかも無償の、えっ、それっていのっちの電話じゃんと思った。がんばろ — 坂口恭平 (@zhtsss) December 22, 2021 [https://twitter.com/zhtsss/status/1473671338632290311?ref_src=twsrc%5Etfw] > 宗教にはなんの興味もないが実践するイエスには興味がある。実践でしか革命はできないと思ってるし現代においても実践でもってまったく別の新しい世界を同一平面上にそこからねじれを生み出して作り出すことは可能だとまだ僕は確信しているようなので実践を突き進めたい。マメな性格なのでいけるかと笑 — 坂口恭平 (@zhtsss) December 22, 2021 [https://twitter.com/zhtsss/status/1473674918370082816?ref_src=tws…