白夜の空の様子があまりに魅力的だったので、23時過ぎから再びJuutua川(Juutuanjoki/Juvduujuuhâ)の上流へ向かうことにした。夜の太陽に照らされて、静寂の中をたった一人で歩く。途中、灰色がかった白い毛の野うさぎの姿を目にした以外、誰にも出会うことはなかった。




Jäniskoski、0時。地平近くまで傾いた深夜の太陽に照らされて、木々がほのかに赤く染まっている。


岩の上でしばしただただ空の変化を眺めていた。






Inarijärvi/Aanaarjävri、午前1時。
夜の太陽に照らされたこの地の自然は、ひたすら静謐で、神秘的で、まるでこの世ではないような感覚に陥る。