ブルノに住む友人が訪ねてきてくれたので、街を散策したりお茶をしたりしながらたくさん話をした。どうやら6年ぶりの再会だったようだ。そんなに月日が経ったとは思っていなかったので少し驚いた。
芸術行為そのものを目的として、創作活動に夢中で取り組み、研鑽を続ける中で自ら満たされている人との交流は、実に貴重で愉快だ。自ら創り出すことによって満たされている人は、他者からの承認を必要とせず、単独で循環/成立していて清々しい。
彼にも、私が描いた絵のポストカードの中からいくつか好きなものを選んでもらって手渡した。創造を通じて共振するのはただただ楽しい。いずれは個展などで原画を見てもらえるよう、作品数を増やしていきたい。