私が特に惹かれる作品を作る人たちは、静かな人たちばかりだと改めて気づく。派手に目立たず、語らず、説明をせず、ただ静かに、淡々と、誠実に、作り続ける人たち。作者が自らの思い入れや、こだわりや、"物語"を並べ立てて自我を主張しはじめると、途端に作品の魅力が消えていくのは、絵でも写真でも音楽でもなんでも同じだ。理解を求めず、解釈を必要としない作品は、それに触れる者に呼吸をする余白を与えてくれる。 Share