下位と上位がつながる

シャワーの最中に、思わぬ言葉がふとやってきて深く納得することはよくあるが、昨夜は不意にいくつもの象徴が意味を成し、点と点とが繋がるように腑に落ちた。物質界に則した思考の枠の中からでは見えなかった”意識の取りこぼし”が一気に見えた。そうして、あれも、これも、そういうことだったかとわかり、自分が何をしているのかがまた明らかになった。 自分が何をしているかがわかると、次にやるべきことは自ずと見えてくる。考えたり探したりしなくても、「これをやれ」と言わんばかりにビジョンや現実(素材)がこちらに向かって流れこんでくる。…

アンドロメダあるいはアルフェラッツとの接触

この夢は、アンドロメダ、というかアルフェラッツだったのではないか。”島根”で、足が地につかなくて身体が浮き上がってしまったというのはとても象徴的。ペルセウスは岩に縛られたアンドロメダを救出し、空を飛ぶものに変えた。ペルセウスとアンドロメダの神話は、スサノオとクシナダヒメ、ヤマタノオロチの物語(=”島根”)につながる。 先に見た、さくらと母が現れた夢は、オリオンっぽい。アルニラムから長い白い紐でアンタレスに繋がり、次の夢でアンタレス→アンドロメダ座のアルフェラッツという感じだろうか。 マルカブ、シェアト、アルゲニブ、アルフェラッツ今日は何度目が覚めても再び眠りたくて、たくさん眠っていくつもの夢を見た。 ある夢の中では、わたしは幼なじみとともに実家近辺に似た住宅街にいた。道路に3頭の犬がいるのが見え、そのうちの1頭がさくらだとわかった。さくらは頭をどこかにぶつけたそうで、頭頂部に黄色い絆創膏のようなものを貼られていた。また、夢の中の彼女は実際よりも痩せ細っていて、年老いて見えた。 そこにわたしの母が現れて、細長い白いリーシュを「これを使えばいい」といった風にわたしに手渡した。わたしは「…

マルカブ、シェアト、アルゲニブ、アルフェラッツ

今日は何度目が覚めても再び眠りたくて、たくさん眠っていくつもの夢を見た。 ある夢の中では、わたしは幼なじみとともに実家近辺に似た住宅街にいた。道路に3頭の犬がいるのが見え、そのうちの1頭がさくらだとわかった。さくらは頭をどこかにぶつけたそうで、頭頂部に黄色い絆創膏のようなものを貼られていた。また、夢の中の彼女は実際よりも痩せていて、年老いて見えた。 そこにわたしの母が現れて、細長い白いリーシュを「これを使えばいい」といった風にわたしに手渡した。わたしは「見たことのないリーシュだな」と思いながら、それを受け取った。夢の中では相変わらず、母の顔や姿は曖昧でよく見えなかった。 別の夢では、わたしは長い旅をしていた。男性と一緒だったが、彼はVだったか、あるいはまったく知らない人だったような気もする。古い大きな木造家屋の中で、わたしたちは炬燵に入って暖をとっていた。そこに、島根の海辺に暮らす友人夫婦が現れた。わたしは「あ、ここは島根なのか」と思った。 次の場所へ向かう前に買い物をするため、わたしは彼らとともにショッピングモールのような場所を訪れ、下着売場や書籍売り場を見て回った。わたしの…

不満足のままでいたい人もいる

わたしの母のパートナーには長年別居したままの妻がいる。過去には女性二人の間で激しい衝突もあったと聞いた。母が死んだ後、わたしは彼に率直に「なぜ、あなたの妻はそれでも尚あなたとの離婚を拒否するのか」と尋ねたことがある。彼はにやりと笑って「愛されてるからや」と言った。 わたしはぎょっとしたけれど、彼もやはり依存と執着を愛だと勘違いしている人なのだとわかった。彼だけでなく、彼の妻も、わたしの母も同じだった。だから互いにずっと依存しあい、執着しあってきたのだろう。 本人たちが依存と執着の中にいたいのだから仕方ない。母は自らの依存に気づきながらも、そこに留まったまま死んでいった。彼女がそれを選んだのだし、それでよかったのだろうと思っている。 わたしは自分が巻き込まれないよう彼らの物語から距離を置いてきたが、彼ら自身の選択を否定はしない。人はみな生きたいように生きる。人は人、自分は自分、それだけのことだ。…