アトランティス、スピカ、海王星

今わたしがやりたいのは、古代と未来が型共鳴をする「型」を作ること。それは依代を作ることでもある。型はまた、この地上においても共鳴するもの同士を引き寄せあうだろう。そう考えると、型づくりとは、思っている以上に壮大な計画かもしれない。そこには、相対的自己、陰陽を超える意図が働いている。 失われた記憶を掘り起こすことは、まだ見ぬ遥かな未来からのメッセージを受け取ることと同じ。それらを繋ぐのは意図である。…

死ぬことで完結するような仕事

「生き物はね、死んで初めて、用を足すのさ」 「あなたもね、死ぬことで完結するような仕事をしたらいいですよ」 これは、田口ランディさんの短編集『ドリームタイム』に収録されている『肉の花』に登場する宮下のおばあちゃんの台詞だ。十年以上前に読んだこの短編に登場する人物の言葉は強く印象に残るものが多く、わたしの中で何度も繰り返し蘇る。 今日シャワーを浴びている最中にふと、死ぬことで完結するような仕事とは、意図のことではないかと思った。それは、自らの意図を明確に打ち出し、意図を実現するために生きて、意図そのものになること。なぜなら、意図はその人の人生だけでなく死後をも導き、そして、その人が死んだ後にも残って生き続けるからだ。…

紫色のマカロンに似た菓子、夢にはよく死者が現れる

身体の調子が優れない時には地上の現実を離れる度合いはより高まる。この数日間はまたとにかくよく眠ってひたすら夢を見ていた。目が覚めても書きとめる間もなくふたたび眠りに落ちることを繰り返したので、実にたくさんの夢を見たものの、その多くは内容を忘れてしまった。 ある夢の中で、わたしはVとともにまったく知らない場所に住んでいた。その場所はかなり高い位置にあるようで、窓の外には空が見えていて、地上からは随分離れていた気がする。そこにはまったく知らない女性もいた。夢の中では彼女はわたしたちの友人あるいは知人であるようだった。 Vが、白いホーローのコンロでミンチしたツナを焼いて小さなライスバーガーを作ってくれた。さらに、きれいな淡い紫色のマカロンに似たお菓子もあった。間にはホイップクリームのようなものが挟んであり、口に入れるとふわりと溶けて、とても美味しかった。Vは、わたしを驚かせるために内緒で買ってきたのだと言った。「おくだ」という店で買ったと聞いて、わたしはその店がどこにあるかを知っていると思っていた。 別の夢では、旅先で競技場のように広いレストランを訪ねていた。わたしはそこで、別の場所か…

腸内環境は全てに通ずる

クリスマスの時期に、あちこちからもらった糖質たっぷりのクリスマス料理やお菓子を(そう多くではなかったとはいえ)食べて以降、案の定胃腸の調子が落ちて、全身にいろいろ不快が生じていが、今夜になってようやく回復してきた。数日ほど軽くファスティングをしたのが良かったようだ。やはり、食べたくない時には食べないのが一番いい。 何を食べるかによって、腸内環境・細菌のバランスが変化し、それが、内臓や血流や分泌の状態はもちろん、筋肉、更には脳にまで、全身に影響を及ぼすのは当然として、その影響は思っているよりもはるかに速くてはっきりしていると、最近ますます実感している。さらに、誰がどのような状態でそれを料理したか、また誰とともにどんな意識状態で食べたかというのも、心身に影響すると感じている。…

一日一悪

最近ふとまた、田口ランディ氏が精神科医の加藤清氏に言われたという、「一日一悪」という言葉を思い出していた。 「善い事をしよう、善人になろうなんて思っていたらダメです。相手の業も自分の業も一気にひっくり返すような悪い事をやりなさい。」 楽しくなる言葉だ。カルマをひっくり返すような悪いこと。それは、善いも悪いもくるっとまるめてひとつにしてしまうようなこと。自分も相手もひっくるめて二極化をするっと抜け出すようなこと。…