母が着ていたジャケットのポケットから様々なものが出てくる夢

母が生前に着ていたというジャケットを見つける夢を見た。そこは建て替えられる前の古い実家にあったわたしの部屋に似た雰囲気の部屋で、赤の生地に紺色のラインが入ったカジュアルなジャケットが箪笥の扉にかけられていた。実際にはまったく見たことのないジャケットだった。 ジャケットにはいくつもポケットがあり、わたしはポケットの中身を確認していった。左のポケットからは御守りが2つ出てきた。「東京のどこかにある神社のものだ」とわたしは思った。右のポケットからは、複数の時刻表と、何かの会員証、どこかでもらってきたらしい観光案内のようなものが出てきた。 胸ポケットからもプラスティックケースに入った小さな御守りと、どこか旅先でもらってきたと思われる案内書のようなものが出てきた。わたしは「随分いろんなものが入っているな、そういえば母は生前よくあちこちへ出かけていたな」などと思っていた。 場面が切り替わったか、または別の夢の中で、わたしは車で移動していた。運転していたのは母のパートナーだったような気がするが、別の人だったかもしれない。窓の外の景色と同時に、自分が移動しているエリアの地図が見えていた。どうやら…

幼馴染と自転車で移動していたら交差点でさくらを見つけた夢

夢の中で幼馴染とともに自転車で移動していた。彼女は仕事帰りのようで、普段は忙しくてなかなかゆっくり会えないから、どこかで話をしたいとのことで、わたしたちはどこか良さそうな場所があれば立ち寄ろうとしていた。時間は夕方だったけれど、辺りはまだ明るく、道路にはたくさんの車が走っていた。 ある公園を通り過ぎ、わたしたちはそこへ戻ろうかと話したが、車の通行量が多かったのであきらめた。そうしているうちに、わたしの実家の近くにある交差点にたどり着いた。その一角に、さくらがぽつんと笑顔で座っていた。車の行き来が多かったので、わたしはあわてて彼女に駆け寄った。 すると、母方の祖父(実際には祖父と祖母と伯父が合体したような雰囲気を持つ見たことのない人物だった)が現れて、さくらのリードを持って歩きはじめた。わたしが「何があったの?」と尋ねたところ、祖父は「うっかりしていた」というようなことを言って、角を曲がった。 そこで目が覚めた。…

事件、災害の知らせが続く満月の夜

昨日は、わたしたちが暮らしているフラットから2ブロック離れた通りにある大学で事件があった。3階の窓から飛び降りようとした男性がいて、警察やレスキュー隊が9時間かけて説得したものの、結局彼は飛び降りてしまい、落下地点にはエアークッションが敷かれていたけれど残念ながら亡くなったそうだ。 今日は事件や災害の知らせが続いた。 そして、このあたりにもまた次の嵐がやってきた。窓の外がビカビカ光って大きな雷鳴が轟いている。ケンネルの中で眠っていたさくらが起きだして足元へやってきた。このところ毎晩嵐が来るので、そのたびにさくらは目を覚まし、不安げな様子で傍に寄ってくる。 天気予報では、今夜だけでなく明日も明後日も雷を伴う嵐の予報が出ている。近代史上最大級の竜巻による甚大な被害が発生している地域に、これ以上の被害が生じないことを祈るばかりだ。…