Waterscape, Tábor, November 2021
Waterscape, Tábor, November 2021 6×4.5 Driftwood Pinhole Camera Fomapan 100…
Waterscape, Tábor, November 2021 6×4.5 Driftwood Pinhole Camera Fomapan 100…
夢の中で、わたしはまた“母が現在暮らしている”という家にいた。これまでにも同じような夢を何度も見ている。いつもそこは見たことのない家で、母の姿は見えない。そして、必ず隠し部屋のような場所があり、そこから先には思いのほか多くの部屋がある。そして、それらの空間は隣接する家と繋がっている。 居間や台所、寝室などがある先(いつも左側)の扉を開くと、古い仏壇あるいは祭壇のようなものが置かれた陰気な雰囲気の漂う埃っぽい部屋がある。その先にはさらにいくつも部屋があり、台所や風呂もある。隣接する家とは廊下や部屋にある扉ひとつで繋がっていて、玄関や土間も長屋のように繋がっている。 先日、夢の中でよく訪れる山に母がいて、あれはプレアデスではないか、そしてその途中で目にする麓に鳥居がある山は北斗七星ではないかとふと思い立ったが、この夢もプレアデスと北斗七星のことを示唆しているような気がしはじめている。プレアデスと北斗七星は近いどころが繋がっているのではないか。もちろんこれは物理的距離の話ではない。 扉を開けた先にある隠し部屋のような空間、あの埃っぽい陰気な雰囲気が漂う仏壇/祭壇がある部屋を思い返すと、…
昨夜から今朝にかけての夢。やはりわたしはどの夢でも旅先にいた。 ある夢では、わたしは幼馴染とともに街を歩いて昼食を食べに行こうとしていた。彼女が選んだレストランのテラス席に座り、ランチメニューをオーダーした。その日のランチはグレープフルーツタルトのセットとのことだった。 テラス席も店内も広々として居心地のいい店だった。あるテーブルでは、女性客が高い天井から吊られたフックのようなものにバッグをひっかけていて、あれはなかなか便利だなと思った。忙しそうに走りまわっている女性スタッフが「きゅうりのサラダもオーダーしたか」と尋ねにきた。 わたしたちが入った店はまだ空席があったが、向かいのレストランあるいはカフェには行列ができていて、わたしは何がそんなに違うのだろうと思っていた。いずれにしても混雑する空間には行きたくなかったので、自分たちの選択に満足していた。 別の夢には真田広之さんが登場した。彼はインタビューを受けていて、わたしは彼とともに行動していた。写真撮影の際、彼がダークカラーのジャケットの中にきれいにアイロンがけされたストライプ柄のシャツを二枚重ねて着用していたのを覚えている。ふ…
Comet, 2023…
Full Moon over The Sea, 2023…
夢の中のこと。海辺に建つ古い家屋の1階で海を眺めていたところ、津波が来たのかと思ったら、鯨とイルカとオルカが合体したような姿をした巨大な生物の群れが押し寄せてきた。恐怖はなかったので特に慌てることはなく、のんびりと2階に逃げた場面を覚えている。 おそらく別の夢だと思うが、いわゆる駅にある食品街のようなところで弁当か何かを買おうとしていて、そばに漬物が売られているのが目に入り、野沢菜の漬物のパックを手に取りながら、日本の漬物なんて滅多に食べられないから買っていこうと思う場面もあった。 また別の夢では、わたしは知人が運転する車で海岸沿いを移動していた。彼女の運転はかなり激しく、突然崖のように聳え立つ砂の上に乗り上げたかと思いきや、引き返さずにそのまま砂の崖を急降下し、砂浜でも減速せずに車を走らせ続けた。やがてわたしたちは一般道に出て、食事をする場所を探しに向かった。 他にもいくつかの場面を覚えているが、どれも現実には有り得ない状況でありながら恐怖も不安もなく、不思議な冒険という印象が残っている。眠りに入る前、唐突にフォーマルハウトの名が浮かんで帰りたいと感じたので、特にあの海獣(怪獣…
The Moon, October 2022 6×6 Driftwood Pinhole Camera Kodak Gold 200 "The Moon" ─ Jorge Luis Borges There is such loneliness in that gold. The moon of the nights is not the moon Who the first Adam saw. The long centuries Of human vigil have filled her With…
夢で見た/訪れた場所や風景を絵に描くと、それまで気づいていなかったことが見えたりわかったりする。わたしは元から夢や水晶玉の中に見た場所やもの、現実には無いけれどはっきりとイメージできる風景などを描きたくて絵の練習をしているので、夢の中の場面を絵に描くのは愉しい。 絵を描くとたいていいつもお腹が減って、とても眠くなる。そうして眠るとまた夢の中で絵に描いた場所を訪れたり、その先に進んだりする。絵に描くことと夢の中での探索には相互作用がある気がしている。夢を見ては描き、描いてはまた夢を見る。そうして地上には地図も書物もない探索を続けていく。…