Creation

Whether slow or active, few or many, if we can enjoy our own creativity, that is what success is. Trying to make something good, or in other words, "good" in others' eyes, is a pattern we tend to fall into. However, if we only pursue it, not…

宇宙船アトランティス号

現在わたしたちが暮らしているフラットが入っている建物には「アトランティス」という名称があり、ところどころに船をモチーフにしたと思われるデザインが施されている。東へ向かって長いカーブを描くリビングルームはまるで船首のようにも感じられ、ふと、まるで中空に浮かぶ船に乗っているような気分になることがある。この船が東の地平から昇るシリウスの方を向いていると考えると、ここは、あの伝説のアトランティスだけでなく、シリウス(恒星)を信仰していたという古代エジプトにも繋がっている。ここはそんな風に時空を超えるさまざまなイメージを呼び起こしてくれる場所だ。…

武満徹が見た夢 ー 星形の庭へ降りてくる無数の鳥たち

武満徹もまた太陽系外と繋がっていた人なのだと思う。あるいは、恒星化した(目指した)人だ。 彼が夢から音の着想を得ていたことはよく知られている。たとえば彼は、パリのポンピドゥー・センターで星形に剃られたマルセル・デュシャンの頭を撮影したマン・レイの写真を見た夜に、無数の白い鳥が黒い鳥に導かれて星形の庭へ降りていく夢を見たそうだ。その風景を音楽的だと感じた彼は、それを音楽にしたいと思い、『鳥は星形の庭に降りる』を作曲したのだという。 夢の中の無数の鳥たちは、星形の庭=五角形=地球上における創造性あるいは遊びへと降りてきた恒星意識だろう。 夢は、物質的個体として地上に存在するわたしたちにとって、肉体という制約を離れて時空を超えてどこまでも広がり、極めて象徴的かつ概念的な体験を得ることができる唯一の(肉体的な死を除く)方法だ。恒星意識は夢を通ってやってくる。…

タルコフスキーと武満徹

自分が撮ったあるピンホール写真がふと水墨画のように見え、そうしたら、Antony and the Johnsonsの『Dust and Water』が頭の中で流れはじめた。そうするうちに、タルコフスキーの映画の中のシーンがいくつも頭の中でゆっくりと再生されていった。そして、タルコフスキーの作品歴を改めて調べていたら、武満徹が彼について語ったインタビューを見つけた。とてもいい記事だった。 �����O�C���^�r���[���^���R�t�X�L�[�Ǔ� [http://www.imageforum.co.jp/tarkovsky/tkmt.html?fbclid=IwAR1jTCAnNnJRAy6YUCDn5x-ChPMs0MI6306AvfOMw1i17lfds5jnlqjSPNY] 「彼の映画で僕が面白いと思っているのは、ある一つの場所(空間)の中で時間が動く──もちろん長回しをしていれば、日常的な時間も当然物理的に経過しますが──。そんなことではなくて、時間がいろんな顔をして、どんどん変質しながら動いていくのが分かるんです。」 「彼は言い知れぬヴィジョンを持っていて、…

母が買ってきた食べ物を食べる夢

夢の中で、建て替えられる前の古い実家にいた。滞在2日目の朝らしく、4日目にはわたしはそこを出発して自分の場所へ帰る予定だった。わたしは着ていたパジャマの洗濯をするかどうか迷っていた。すると、玄関から賑やかな声と音が聞こえてきた。買い物に出ていた母が帰ってきたようだった。 母は実際によくしていたように、美味しいと聞いた店を訪ねてさまざまな食べ物を買ってきた。食パンやサンドイッチ、産直市場で購入された野菜などが見えた。夢の中でわたしは、彼女が既に死んでいることはわかっていたが、何も言わなかった。そして、わたしは早速その美味しそうなパンを食べることにした。 そこには母のパートナーもいて、わたしたちは台所へ移動し、母が買ってきた食べ物を皿へ移した。彼もまた、母が既に死んでいることをわかっているようだったが何も言わなかった。母は流し台の前で買ってきた食材の世話をしているようだった。ストーブが2つも稼働していて部屋はとても暖かかった。 母のパートナーがわたしに、あまりに暖かいからストーブをひとつ消そうかと言った。わたしは彼に、母が死んでからもうすぐ一年半、あっという間だったねと話した。すると…

ガンジーの頭蓋骨、ブルーグレーの美しい鉱石

夢の中で、自分のところにある鉱物を訪ねてきた人々に紹介していた。まったく知らないショールームのような広い空間だったが、わたしはそこをよく知っているようだった。人々の中にはVの友人Lと彼の妻がいて、彼は小さな骸骨に興味を示した。わたしは「それは『ガンジーの頭』だ」と紹介した。 少し灰色を帯びた青い半透明の鉱石がアップになった場面も覚えている。形は大きな水晶クラスターのようだったが、これまでに見たことのない石だった。 ここしばらくはスピカあるいはアトランティスへ行くと決めて眠りに入っているが、はっきりとした夢の記憶を持ち帰ることができずにいる。断片的な場面を覚えていることもあるが、抽象的過ぎて言語化できない。また、どこか懐かしい人々に会っていたような感触も残っている。…