ホテルスタッフの嬉しい理解

ホテルのレセプションで、滞在中の部屋の清掃とシーツ交換を全てスキップできないかと相談したところ、「わかる、自分で掃除・整頓をしたモノや空間を他者に触られたくないのね、私も同じ。」と即座に理解してもらえてとても嬉しかった。 対応してくれたスタッフも私と同様、知らない人に室内をあちこち触られたくないらしく、8日間の休暇旅行の滞在中も清掃は全て断ったと話してくれた。おかげで今回の滞在中は、タオル交換とゴミ回収だけでOKになってほっとした。これで早起きをする必要もないし、朝もゆっくり支度ができる。…

CASS ARTでの出逢い

午前中はホテルでのんびり過ごし、午後からバスに乗って CASS ART ケンジントン店 へ出向いた。 「Unison Colour のソフトパステルを買いに来た」と話したところ、色や質感を試させてもらえることになり、出発前から既に購入をほぼ決めていたハーフサイズパステル63色セットを購入した。Unison Colourの高品質なハンドメイドパステルは、チェコでは販売されていない(オンラインで購入はできると思うが、関税がかかるため高額になる)ので、ようやく入手できて嬉しい。 対応してくれたスタッフがとても親切で、絵や画材についてだけでなく、他にもあれやこれやと2時間近く話しこんでしまった。Unison Colourのパステルセットに加え、明日から早速使えそうなスケッチブックと、「Alpine Frost」と名付けられたCaran d'Acheの小さな水彩色鉛筆セットも購入。他にも、私が今回観に行く展覧会のことや、スタッフお勧めの展覧会についてなどの情報交換もしたので、それらの報告も兼ねて、滞在最終日には再度ここを訪ねたい。 また、CASS ART ケンジントン店では、定期的に様々な…

ロンドンへ

生まれて初めてイギリスに上陸した。思えば英語圏の国に来たのはかなり久しぶりだ。普段はまだまだよく聞き取れないチェコ語に囲まれて暮らしているので、地下鉄の中などで周囲の人々の会話の内容がわかる(好き嫌いに関わらず耳が聞き取ってしまう)という状況が新鮮に感じられる。 空港の到着ゲートは303だった。誕生日と同じ数でちょっと嬉しい。旅先ではこうした小さな偶然に吉兆を感じる。…

久米島、比屋定バンタ

バンタとは断崖を指す沖縄の言葉だそうだ。比屋定バンタは島の北東部、約2kmに渡って続く高さ200mの断崖絶壁の上にある。展望台からは、ハテの浜はもちろんのこと、さらに遠方の渡名喜島や、粟国島、慶良間諸島まで見渡すことができる。 久米島の海は、サンゴ礁特有のターコイズブルーやエメラルドグリーンだけでなく、深いところに現れる鮮やかな青色が実に美しく、濃密な緑とのコントラストが印象的だ。…

久米島、ミーフガー

久米島の北側にある大和泊海岸には、「ミーフガー」と呼ばれる奇岩が聳えたっている。一見すると巨大な岩に穴が空いているように見えるが、海側の琉球石灰岩と陸側の凝灰角礫岩が、約400万年前にぶつかって形成されたといわれている。 火山活動が作り出した特徴的な形をした岩と、青い海と空、そして濃淡さまざまな緑に囲まれた、不思議と居心地のいい静かな場所。…

久米島、シンリ浜

シンリ浜は久米島の西側、久米島空港の近くに位置する浜で、すぐ沖にある環礁によってラグーンが形成されている。私は昨年も今年も、この浜に面したホテルに滞在した。いわゆる繁華街(といっても久米島の繁華街は小さくてのんびりしているが)からは離れた静かなエリアで、ベランダからはいつでもこの浜を見ることができる点が気に入っている。日毎、時間毎に変化する海と空は、どれだけ眺めていても飽きることがない。…

久米島、夕暮れのアーラ浜

久米島の南西部にあるアーラ浜は、珊瑚や貝殻に覆われていて、足を踏み出すたびにカラカラと音が鳴り、波が寄せては返すたびにシャラシャラとした音が響く。 すぐそばにはアーラ岳がそびえ、ある人の話によると、ここは海の神と山の神が出会う/ぶつかる場所だという。周囲を山に囲まれているためか、人の気配の少ない静かな浜で、昨年初めて訪れた時にすっかり気に入ってしまった場所のひとつだ。 0:00 /0:33 1×…

久米島、畳石

久米島、畳石。約600万年前の火山活動によって形成された柱状節理の断面が、波浪によって侵食されて、現在のような地形が作り出されている。 ここは、数年前に見た夢の中で訪れた場所によく似ている。初めて畳石の写真を目にした時には、「え!」と思わず声をあげて驚いたほどだった。その夢の中では、浜辺に無数に並んだ六角形の石のひとつひとつの真ん中に、現地の神である半人半魚の化石のような形/紋章が浮かび上がっていた。 石畳の岩も、中心部が少し盛り上がっていて、やっぱり夢で見た光景によく似ている。…