着替える夢とデネブ、カペラ

このところよく夢の中で着替えようとしている。大抵は広大なフィッティングルームあるいはパウダールームのようなところにいる。周囲にはいつも多くの人(主に女性たち)がいて、彼女たちもそれぞれ着替えたり化粧を施したりしている。空間はどこか宇宙的で、全体が白っぽい光に包まれている。 昨夜は1時頃にさくらが起きだしてきて何かを訴えている様子だったので、急遽散歩に連れ出してもらった。その後、デネブのことを思いながら眠りに就いたものの、3時過ぎにまた目が覚めた。手洗いに行って再びベッドに入ったら、目線の先でカペラが煌々と輝きながらその存在を主張していた。…

破壊と再生、動的平衡

新型コロナウイルスの変異の速度と多彩さには驚かされるばかりだ。その変幻自由な動きとスピードに倣って、わたしたち人間も”自分”という殻(経験と習慣に基づく思考と行動のパターン)を自ら壊して変化していくしかないのだと改めて思う。 「今ある習慣、生活、社会、関係、自分という”形”を継続させたい=変わりたくない」のは人(自我)の都合でしかなくて、ウイルスも地球も我々の肉体も人の都合にあわせたりはしないし、人間が都合を押し通そうとすればするほど、それらはますます大きな脅威として見えてくるだけだ。…

さくらの減薬に向けて

さくらは昨日から腎臓への負担が少ないという免疫抑制剤の服用を開始した。これまで投与してきた抗がん剤とステロイド剤に併せての服用だが、この免疫抑制剤が有効であれば、徐々に抗がん剤とステロイド剤の減薬を開始する予定だ。そして最終的には免疫抑制剤も中止し、すべての薬剤からの解放を目指す。 先日初めて受診したオンコロジストからはメールやSMSでもアドバイスを受けている。新しい薬の服用によって、もしもさくらに何か症状が出た場合にでも、すぐに対応してもらえる。また、以前から通っている近所の動物クリニックとも連携してもらい、緊急時にはそちらのクリニックで必要な処置や薬の処方を受けることも可能だ。 わたしたち人間に関してはまだ近所にかかりつけ医を見つけることができていないけれど、さくらについては信頼できる動物クリニックや獣医がスムーズに見つかってとても助かっている。…

Třeboňskoの水景

昨日午後に動物クリニックでの診察を終えた後は、Vítの父親を訪ねるためLutováへ向かった。6,000を超える湖沼や湿地が点在するTřeboň地方には魅力的な水景があふれている。ここは地域一帯がユネスコの生物圏保護区に指定されている。…