2016年8月22日の夢の記録

これは、2016年8月22日の記録。この夢は今でもはっきり覚えている。そして、現在わたしたちが暮らしているフラットは、この夢の中で見た空間に実によく似ている。当時わたしはまだVには出会っていなかった。 ******************************************************* 日毎の変動が大きくて、今日もまたひたすら眠い一日だった。濃密な体験の後には、いつも以上に眠りを必要とする。そうしてまたひとつ心地よい夢を見た。 光がたっぷり射しこむ広々とした静かな空間。壁も、天井も、家具も、家電製品も、すべてが白で統一された清潔な部屋。あれは旅先のアパートか、はたまた新しい住まいだろうか。そして、顔はわからないけれど、同居人がいたようだった。わたしは一人で彼または彼女の帰りを待っていた。 夢から持ち帰った感覚は現実のようにはっきりとしていて、やはり夢と現実を隔てる境界などないのだと改めて思う。予知夢と呼ぶこともできるけれど、ちょっと違う気がする。それよりももっと”近い”のだ。「今」に内在する無限のレイヤーを一瞬垣間見たような感覚。だから、それは既に…

La Pausa - 2015年8月22日の記録

以下の文章は、2015年8月22日にわたしが書いた当時の記録だ。 先週はじめに右上の第二臼歯がひどく痛みだし、急遽見つけた近所の歯科に飛び込んで数年ぶりの歯科治療を開始した。この歯は過去に根管治療を受けていたが、再び根の治療をすることになった。 そして、ひとまず痛みも治まり一息と思いきや、翌日には反対側、左上の第二臼歯が猛烈に痛みはじめた。ボルタレンを服用しても眠れないほどの痛みに、仕事を休んで久々に寝込んだ。初めて体験するレベルの痛みだったかもしれない。何も噛めないので食事ができず、あまりの痛みにしっかり眠ることもできなくて、ひどく消耗し、ひたすら休むしかなかった。そんな中でふと、痛みを訴える歯に意識を傾けてみることにした。 左右同じ位置の歯(いずれも過去に根管治療を受けている)が、同時に根の再治療を求めてきたことから、ごく個人的なメッセージを受け取った。痛みはわたしが無意識にため込んでいた怒りであり、解放を求めていたエネルギ―だったと思っている。それは、自分自身に対する怒り。そして、家系から引き継いできた抑圧と怒り。 痛みに耐えて疲労を抱える体に「どうしたい?」と尋ねる…

琴座ベガの夢

昨日見た夢の中で、わたしはどうやら男性あるいは中性だった。芸能人のような雰囲気をまとった高齢の女性に連れられて、大きなダンスホールのようなところに到着した。そこでわたしは彼女と踊ることになっていた。周囲には他にも華やかな雰囲気をまとった人々がいて、彼らはみなわたしに「久しぶりだね」という感じで話しかけてきた。知らない顔ばかりだったけれど、夢の中では旧知の人々だった。 今朝方見た夢では、わたしは大きなビリヤード場のような空間にいた。その場のオーナーか責任者らしい男性が、わたしを周囲から保護してくれていた。デヴィッド・ボウイのような雰囲気をまとう男性だった。うやうやしいほど丁寧に扱われ、奥の別室に案内されたところで目が覚めてしまった。 ここ数日、夜空を見上げるたびに琴座のベガが気になっていたので、いずれもベガの夢だったのかもしれない。…